2010年 07月 17日
「まぼろしの椿」 |
店先には珍しい椿の鉢をたくさん置いていた。(いつの間に、前はなかったはず)
聞くとお友達に椿が好きな、自称?椿博士がいると言う。
ふと思い出し、「盃葉椿」のことを話してみると「聞いときまっしょ!」と一言。
なんと! 1時間後にはスタジオにこれが届きました。
20数年前、アシスタント時代にスタジオに置いてあった家庭画報に載っていた写真を見ていつかこれで呑んでみたいと思っていた。無理矢理葉をそらせたのではなく、通常とは反対に反り返った盃のような葉を持つ椿で、きっと粋な酒飲みはこれを見るとこれで一杯飲りたい、、、と(思うはず。私が粋な酒飲みだと主張してるのでもありませんが、、)
「盃葉椿」、(その時は「はいようつばき」と書かれていたが、調べると「さかずきばつばき」だって、、味気ないな)
植木市などで植木屋さんに尋ねても「知らん、聞いた事なか」と言われてずっとずっと心の片隅に引っかかっていたものがあっけなく転がりこんできました。
思い続けていたものがいざ目の前に現れると、もったいなくてこれでは呑めない
で、柄にもなく挿し木をしようと思い立ちました。
何年後か、果たして上手く行くのかわかりませんが、このブログを見ていただいているみなさん!
この枝から育った椿が花を付けたら、少しだけ葉を借りて極上のお酒を注ぎ呑み交わしましょう!
開催日未定のまま本日より予約受付開始です。(でも、枯れたらゴメンね)
20数年間のもやもやが解消され、なんだかルンルン!ウキウキ!な梅雨明けです。
by hiro_ruke
| 2010-07-17 23:06
| 食・写・楽